ホテル四季の里&いやしの湯 神山温泉

origin


 
神山温泉の歴史は古く、天女が授けた霊水といわれ、郷人はその天女を「塩水大明神」として奉りました。
その祠は現在も源泉地の近くに建っております。
慶応4年(1868)、小規模ながら地域の人達の共同経営で湯屋として開業したのが、神山温泉のルーツになります。
 
 
近辺の次郎銅山の労働者を中心に、水質の良さを聞きつけた遠くからの湯客も多数訪れ賑わいをみせました。
銅山の衰退に伴い、湯屋を利用する人が減り、明治8年(1875)に一度、廃業となりました。
その後、当時の善覚寺の住職がこの名湯を無くしてしまうのを遺憾に思い、鉱泉分析試験を依頼しました。
「温泉として価値高く医治効果も顕著である」との確認を得て、大正14年(1925)5月「弁天鉱泉湯」として再開しました。
 
湯屋は繁盛し経営も順調でしたが、戦争に入りやむなく休止の状態となりました。
 
その後、昭和45年、神山町鬼籠野(おろの)出身の山本最純氏が温泉試掘を行ない、湧出量も増えました。
山本最純氏は、その源泉を「郷土住民福祉増進の為に」と、神山町に寄贈しました。
 
 
神山温泉を愛する沢山の人の助けで、温泉は引き継がれ、昭和47年(1972)5月、神山温泉保養センターとして開所しました。
その後も、神山町と地域住民の協力で、温泉は拡張され、平成5年(1993)にはホテル四季の里を併設しました。
 
平成15年(2003)4月に現在の新館・いやしの湯がオープンし、平成26年(2016)には畳の温泉としてリニューアルしました。
 
 
 

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