樹齢500年以上のいちょうは樹周13メートル、樹高38メートルの巨木で、大久保の里を見守るかのようにそびえ立っています。
大久保の里 乳いちょう
神山温泉からの距離
2km(車で5分・徒歩40分)
営業時間
なし
シーズン
秋(11月下旬)
トイレ
なし
パーキング
なし
かつては、幼な児の健やかな成長を祈る母が、枝から垂れ下がる乳房のような「気根」に祈願の布を結び、豊かな乳の出を願ったといわれていることが、乳いちょうと呼ばれる由縁です。
木は季節毎に表情を変えますが、見事なのは梢まで黄金色に染まる晩秋です。
夜にはライトアップもあり、闇の中に浮かび上がる黄金色の巨木が幻想的に浮かび上がります。
やがて冬の訪れを知らせるかのように、一斉に葉を散らせると、寒さに耐える荒々しい樹皮や名前の由来となった気根があらわになります。
毎年11月23日(祝)には黄金色に輝くいちょうの木の下で、「大久保いちょう祭り」が開催されます。
地元の方の手作りのお団子や日本そばの出店もあります。
巨木の下に広がる棚田を眺め、遠くに聞こえる水車小屋の音を聞きながら、のんびり過ごすのもおすすめです。